電験と同じく、電気の資格としては電気工事士が有名ですが、
電気工事士試験なら、過去問を数年分勉強しておけば誰でも合格できる程度の難易度です。
しかし、電験三種では数年分の過去問を勉強しただけでは解けない問題が多く出題されます。
パッと見た感じ過去問と同じようだと思って解き始めると、過去問に似てはいるが、かなりひねってある問題だったりします。
それも時間をかけてじっくり考えれば、解ける場合もあるのですが、とにかく試験では時間が足りません。
つまり、ゆっくりと考えれば解けるかもしれませんが、試験ではその時間が無い。
また、「これは解ける」と思って解き始めてみても、解けなかったりすることもあるので困ってしまいます。
解ける問題でもミスをする
その他にも、解ける問題だが、計算がややこしくて時間がかかる。
そんな問題は途中で計算ミスをすると、とても厄介です。
計算ミスをしたとしても、どこでミスをしたのか なかなかわからないので、最初から計算をやり直すことが多くなりますが、そこで時間を取られるとやはり時間が足りなくなります。
そう考えると、試験では「解ける問題か?」「時間のかかる問題か?」ということをよく見極めて解く順番を考えないと、合格点には達しません。
私も、過去問を解いてみることがありますが、
解いてみると答えが合わない・・・、
その場合は、ほとんどが計算ミスです。
やはり計算ミスは誰でもやってしまいます。
私が一番間違えるところは、電卓の入力ミスですね。
その次は、暗算をして間違える。
簡単な計算は電卓を使わずに暗算することが多いですが、暗算を間違えることもよくあります。
つまり、問題の解き方がわかっていても単純な計算ミスで正解できないことが、良くあります。
解き方がわかっているのに正解できないって、もったいないですよね。
新しい傾向の問題
問題として一番難しいのは、今まで見たことの無い新しい傾向の問題です。
過去問と同じような傾向なら、パターンに当てはめて解くことができますが、
新傾向の問題は、解法を見つけるまでに時間がかかります。
これも時間をかければ解けるかもしれませんが、試験では時間がない。
結局、解けずに終わることが多いと思います。
電験の試験問題は昔はやさしかったけれど、今は難しい・・・
こういうことを耳にすることがあると思います。
しかし、昔の問題がやさしかろうが難しかろうが、今の受験者には関係ありませんよね。
今の受験者は、今の問題を解くしかありませんので・・・・
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