合格(サポート)マニュアルで、過去問の勉強法について書いていますが、今回のお題は過去問の勉強法についてになります。
先日「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」 (津田久資 著) という本を読んだところ、東大卒の鳩山邦夫 元国会議員も、受験勉強のときの過去問の勉強法についての記述があったので、少し書かせてもらいます。
問題集を解くときにわからない問題にぶつかることは、誰にでもあると思います。
そのときあなたならどうしますか?
1 時間をかけても、なんとかして自力で解く。
2 ある程度考えてもわからなければ、解説を見る。
3 問題を見て、わからなかったら何も考えず、すぐに解説を読む。
2、が良いような気がしますが、そうとは限りません。
参考書を一通り読んだ後は、過去問題集を解き始めると思いますが、最初に解く場合は、3の「すぐに解説を読む」、が効率的だと言えます。
過去問を解く意義は、考えることではなく、解き方のパターンを覚えることだと私は思っています。
ですから、初見の問題はすぐに解説を読んで解き方を覚える、というのがいい勉強法かと思います。
2回目3回目にとくときは、ある程度考える、ということも必要になってきますが。
なぜ、すぐに解説をみるのがお勧めなのかと言うと、
1番の理由は「勉強時間は限られているから」ということです。
問題を解くときにいちいち考えていては、時間がかかってしまい、勉強時間が足りなくなってしまいます。
電験三種合格を目指す人の第一の目標は、電気知識を完璧にすることではなく、試験問題に正解することなのですから。
わからない問題にじっくり時間をかけて取り組むのは、合格した後でも間に合います。
今は、とにかく時間を有効に使い、効率的に勉強することが大切です。
したがって、問題を見てわからなかったらすぐに解説を読む、ということも一つの方法だと思います。