先日、次のような内容のメールをいただきました。
言い換えてみると
「他の参考書と比べて、誰でもわかる電験参考書が優れている点は何ですか?」
ということです。
参考書の説明は ホームページ に載せているので、今まで深く考えたことはなかったのですが、今回 あらためて考えてみました。
結論としては、
「電気を専攻していない人でも、電験三種 の内容が これ一冊で理解できる参考書」
ということになるでしょうか。
参考書の特徴
「誰でもわかる電験参考書」の特徴は次の 2点になります。
この 2点になった理由をお話しします。
私はかなり以前に電験三種を受験しました。
勉強が得意だという自負はありましたが、文系出身なので電気や数学が苦手なほうでした。
電験三種を受験しようと「有名なある電験参考書」を購入して勉強を始めたのですが、
あまりにもわからない部分が多すぎました。
それというのも、その参考書には丁寧な説明や解説がほとんど載っていないからです。
もともと電験は、電気を勉強してきた人が受験する資格なので当たり前なんですよね。
電験は誰が受ける資格?
そのときに私は「電験は電気を専攻してきた人が受験する資格試験だ」ということに気がついたのですが、仕事上資格が必要なので、諦めるわけにいきませんでした。
電気が苦手な私が電験に合格するために、電気初心者でもわかりやすい参考書はないかと、次から次へと参考書を買い求め、理論科目だけでも 5 ~ 6 冊の参考書を購入していました。
その多くは「難しくてわかりにくい」「説明が足りない」など、どれも満足できるものではなく、
また、中にはやさしく書かれている参考書もあったのですが、あまり役には立ちませんでした。
なぜかというと、電気の初歩的な部分は丁寧に説明されているのですが、難しい部分の説明が一切ないのです。
その本では、難しいところは他の参考書に譲るというスタンスでした。
なぜ一冊で十分な参考書がないのだろうか?
そのとき私が強く思ったのは、「電気初心者が一冊だけで全て事足りる参考書がなぜないのだろう?」ということでした。
しかし、いくら探しても、無いものは無いので、結論として自分で制作することになりましたが・・・・
「電気初心者が一冊だけで全て事足りる参考書がなぜないのか」という疑問に対しての答えは、
「電験三種は電気初心者が受ける資格試験ではないから」ということです。
つまり、高校や大学で電気を専攻した人たちが受験するような資格だということです。
しかし、以前はそうだったかも知れませんが、今は状況が変わっていますよね。
・仕事上必要に迫られて
・昇給昇進のため
・より良い条件の会社に転職するため
などの理由で、電気初心者の方でも受験する機会は増えています。
誰でもわかる電験参考書は、そのような人たちに向けて作られた参考書になります。
今後も、電気初心者の方にとって最もわかりやすい電験参考書を目指して制作に取り組んでいきます。
誰でもわかる電験参考書とは?
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