電験三種の参考書が難しすぎて、わからないと悩んでいる人へ
あなたは、今使っている電験参考書に満足していますか ?
その電験参考書はとてもわかりやすい、と胸を張って言えるでしょうか・・・?
電験は理系の資格
第三種電気主任技術者試験は 広く世の中に必要とされ、電気設備管理の職に就く人にとって必須の資格となっています。
しかし、この資格を取得するには、数学や電気の基礎学力が必要です。
理系出身者なら難なく取得できるのかも知れませんが、文系出身者にとってみると、かなり難しい内容です。
電気知識の少ない文系出身者が、市販の電験参考書を開いても、その難しさに取得を断念することもあるでしょう。
電工一種を取るべきか?
電験を取得するためには
電工二種 → 電工一種 → 電験三種
とステップアップするのが望ましい、
と言われています。
しかし、仮に「電工一種」を取得したとしても、電工一種 と 電験三種 の間には、とても大きな壁が存在します。
「電工一種」に合格した人でも、電験三種の問題は、そう簡単には解けないでしょう。
そういう私も、かつて電験をあきらめた一人なのです。
10年以上も前のことになりますが、当時私は「電工二種」も持っておらず、電気の知識はほとんどない状態でした。
しかし、そんな私も仕事上必要に迫られ、勉強を始めることになりました。
電気初心者が使う電験参考書は?
とりあえず「理論科目」を勉強しようと思った私は、昔からある有名な電験参考書を購入して、勉強を始めました。
その参考書の名前から想像し、理論科目は、これだけ (この参考書だけ) 勉強すれば充分だと思って始めたのですが、
勉強を進めていくうちに、すぐに壁にぶつかりました。
参考書の最初に書かれている「キルヒホッフの法則」や「鳳テブナンの法則」など、
直流の内容については理解できたのですが、交流になると急に難しくなって理解できなくなり、大いに悩みました。
これ一冊で「理論」の全ての勉強が済むと思っていたのですが、大きな間違いでした。
交流には、三角関数、ベクトル、複素数など、数学の要素が満載です。
さらに交流では「リアクタンス」や「位相」などが出てきて、とても難解なものに感じられました。
電気に精通していない自分にとっては、コイルやコンデンサのリアクタンスが、交流回路でどのような役割を持ち、計算上どのように関わり合うのかなかなか理解できません。
それなのに参考書には、その辺りのことについて詳しく書かれていないのです。
その他にも、インピーダンス、インダクタンス、コンダクタンス など、馴染みのない専門用語が多く出てきて、私を苦しめます。
これ一冊で十分だと思って購入した参考書では理解出来ずに、仕方なく他の参考書を購入しました。
さらには、その参考書を使っても全ては理解できずに、さらに もう一冊買い足しました。
そして、気がつけば「理論」だけで 計 5冊 もの参考書を購入していました。
数学や電気の基礎知識のない者にとっては、一冊の参考書だけで全てを理解するのは、無理でした。
その他にも「機械」、「電力」、「法規」の参考書もそれぞれ3~4冊購入したので、すべて合わせれば、15~16冊は購入したでしょう。
しかも、問題集なども合わせれば、全部で 20冊近くの書籍を購入したことになります。
文系でも理解できる電験参考書は存在しない
色々な参考書を使い勉強をして、気付いたことが1つあります。
それは、「わかる人には、わからない人の気持ちがわからない」ということでした。
電験のテキストを執筆するような人は電気の専門家であって、これから電気の勉強を始める電気初心者とは頭の中身がまるで違います。
「電気の専門家には、電気初心者の気持ちはわからない」というのが、多くの参考書を読んで出た結論です。
電気の専門家は、自分が電気初心者だった頃の記憶はすでにありません。
ゆえに「電気初心者にとって何が難しいのか」、「何が理解できないのか」ということが わからないのです。
当時 電験三種の勉強をしていた私は、『 なぜ一冊ですべて理解できる参考書が売られていないのか? 』 と、歯がゆい気持ちで勉強をしていました。
現在、どの電験参考書を見ても「電気初心者」が一冊だけで理解できるものは、ほとんど見当たりません。
そこで、「電気初心者が一冊だけで理解できる参考書」がないのなら、自分で作ればいいのでは? という結論に至りました。
もし、各科目ごとに一冊だけで理解できる参考書があれば、
電験を目指す人たちが難しい参考書で悩む必要がなくなり、
今よりも楽に勉強が進められるのと思い、
「誰でもわかる電験参考書」 の作成を決意しました。
もちろん、私も電験を取得したとは言え電気の専門家ではないので、専門家の先生方の協力を得て、執筆をいたしました。
電気初心者の気持ちの分かる自分が、先生方に質問をぶつけ、電気初心者が疑問に思うであろう箇所を特にわかりやすく解説しています。
またその他にも、
多くの受験者の方々に「誰でもわかる電験参考書」を使用してもらい、多くの意見を取り入れて、より理解しやすい内容へと改良を重ねてきました。
この参考書は
これから電験三種の勉強を始める人
数学の基礎知識に自信の無い人
電気のことについて良く知らない人
市販の電験参考書が難しくて良くわからないと感じている人
1冊だけでは理解できず、何冊も参考書を買ってしまった人
また、電験三種の勉強を始めたものの途中で挫折してしまった人、など
それら全ての人に向けて
誰が読んでもわかりやすく、
理解しやすい電験参考書になっています。
「今使っている参考書が難しすぎて わからない・・・」と悩んでいる人は、
ぜひ、誰てもわかる電験参考書をご利用ください。