電験とは、電気主任技術者試験 の略称で、
第一種 ~ 第三種 電気主任技術者試験 の 3つがあり、扱える電圧の範囲により分けられています。
各資格の職務の範囲は、次のようになります。
第一種 |
すべての事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができる。 |
第二種 |
電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができる。 |
第三種 |
電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができる。 |
事業用電気工作物の電圧や規模により、電験一種 ~ 電験三種 では 取り扱える範囲が異なります。
一般家庭での受電電圧は100V ~ 200V の低圧になりますが、
ビルや工場、病院など大型施設などの受電電圧は通常6600V以上の高圧になります。
電気主任技術者は、主に高圧で受電する電気設備の、保守・管理を行います。