試験問題が難しく感じるかどうかは、相対的な要素があります。
「エネルギー管理士」という資格試験をご存知でしょうか?
この資格の試験は(熱分野)と(電気分野)がありますが、
(電気分野)の出題範囲は、電験三種とかなり似ています。
かなり前の話になりますが、
私は「エネルギー管理士」の存在を知らずに、人から教えてもらってその問題を見たときには、電験三種の試験問題とかなり似ていることに驚きました。
そこで私は、W(ダブル)受験を決めたのです。
電験の勉強をしていれば、たいして「エネルギー管理士」の勉強をしなくても合格できるのではないかと・・・
しかし、勉強を始めて、甘かったことに気がつきました。
問題は似ているのですが、「エネルギー管理士」の問題のほうが難しかったのです。
その当時は、W受験に少し後悔したのですが、
じつは、その結果とても良いことが起こりました。
それは、「エネルギー管理士」の問題を解いた後に、電験三種の問題を解くと、「簡単だ」思えたのです。
つまり、電験の問題を単体で見ると、難しく感じたのが
それより難しい「エネルギー管理士」の問題を解いた後に解いてみると、簡単だと感じるようになっていたのです。
このときに、難易度というものは、比較によるものだ、ということをつくづく感じました。
W受験は、少々大変ですが、余裕のある人は試してみてはどうでしょうか?
- 投稿タグ
- エネルギー管理士