電験三種の勉強をする上で必要なものは、やはり「参考書」と「過去問題集」だと思います。
電験参考書は【 誰でもわかる電験参考書 】をおすすめしておきますが、過去問題集はどれを選んだらいいのでしょうか?
大手では、オーム社、電気書院、TACと各社から過去10年分の過去問題集が発売になっています。
各問題集について、見てみましょう。
電気書院
昔からあり、最も売れている過去問題集ではないでしょうか。
色々なところで紹介されていて、評判も上々です。
私が電験三種を受験する際にも使用しました。
実際に使った感想としては、わかりやすいですね。
左ページに問題、右ページに解答と解説があり、すぐに解説を見たいときにはとても便利です。
過去問題集には2つのパターンがあります。
問題のすぐ後に解説がのせられているもの
問題パートと解説パートが完全に分かれているもの
私は、前者の【問題のすぐ後に解説】のパターンのほうが使いやすいと思います。
問題パートと解説パートが分かれていると、答え合わせをするときに、なかなか解説が見つからず時間のロスになります。
やはり見たいものがすぐにみつからないとストレスもかかりますしね。
TACが分冊形式にしていますが、電気書院でもこれを取り入れて、ついに分冊形式になりました。
良いものは取り入れて改良する、
いい傾向です。
TAC
TACの過去問題集は「問題パート」と「解説パート」が完全に分かれているタイプ、分冊型です。
解説パートにも問題が掲載されているので、問題パートは持ち歩かなくても済みます。
解説は電気書院のものもわかりやすいですが、こちらのほうがさらにわかりやすいですね。
電気書院の解説は どちらかと言うと中級者レベルですが、TACの解説は 初級者レベル向きだと思います。
なので、自分が初級者だと思う人はTACのものを、中級者の人は電気書院のものを選ぶのがいいのではないでしょうか。
オーム社
オーム社も昔から過去問題集を販売しています。
過去10年分の問題集を2冊、20年分の問題集を1冊出していますね。
まずは過去10年分の問題集を見てみましょう。
「電験三種過去問題集」
解説は難しいですね・・・・わかりにくい印象です。
上級者向けでしょうか?
「電験三種実践10年問題集」
こちらのほうが解説はわかりやすいですね。
しかし、これを買うなら電気書院かTACのものをおすすめします。
私は、過去問題集を何冊も出すよりかは、ベストな一冊を作り上げて発売するほうが全然いいと思います。
「イマイチなものを何冊も販売するよりも、これはいいね!と思える問題集を一冊販売したほうがいい」と思うのですが。
良いものを販売したほうが、オーム社の信頼度も上がるし、企業イメージもよくなります・・・・・。
そう言えば、「電験三種実践10年問題集」2020年版は出ていませんね。
やめてしまったのかもしれません・・・
20ヵ年収録 電験三種問題の総合解説
20ヵ年収録 電験三種問題の総合解説
調べてみたら、20年分の過去問題集も新しいものは出ていませんでした。
しかし、こちらは過去10年分を解き終わって、まだまだ物足りない人が購入するぶんにはいいですね。
オーム社も、もっとがんばって3つ巴(ミツドモエ)の争いになれば、さらに過去問題集の質が上がっていい結果になると思います。
携帯会社も、ドコモ、au、ソフトバンクと 3社の争いになっていますしね。
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