大したことではありませんが、最近気がついたことをお話ししたいと思います。

 

電験の各科目の試験問題では、必ず計算問題が出題されます。

この計算問題を解くために必要なものは何でしょうか?

 

それはもちろん公式ですよね。

理論で言えば、磁気回路の公式やコンデンサ回路の公式、三相交流回路の公式・・・・など

電力で言えば、水力発電に関する公式、火力発電に関する公式、電線の長さやたるみに関する公式・・・・など

まあとにかく、電験にはとてもたくさんの公式が出てきます。

 

では、公式を覚えれば計算問題は解けるでしょうか?

 

残念ながら、答えは「NO」です。

 

たぶん、公式を覚えただけでは解けません、

公式を使いこなせるようになって、初めて問題が解けるのではないでしょうか。

 

公式は何かに似ている

これって何かに似ているな・・・・と最近思ったのですが、

それは プログラミング です。

電験の各公式はプログラミングの コマンド(命令) に相当します。

 

例えば、プログラミング初心者の人がコマンドを覚えても、自分の思った通りのプログラムは組めないでしょう。

簡単なプログラムを組むことから始めて、徐々に複雑なプログラムを組むことにチャレンジしていく。

それによって、コマンドの使い方を理解していきます。

 

そう考えると、公式を覚えただけでは問題が解けないことに納得がいくと思います。

 

公式を使いこなすには

公式を覚える

その後、公式を使った例題を見てみる

そして、簡単な問題を解く

さらには、難しい問題にチャレンジしていく

 

もちろん問題を1問か2問解いただけでは、使いこなせるようにはなりません。

 

問題を何問も解く、そして繰り返し解く。

そうして初めて公式を自分のものにできると言えるでしょう。

 

もちろん公式を覚えること自体大変ですが、残念ながら公式を覚えただけでは合格することはできません。

 

ぜひ「その公式が自分のものになった」と自信がつくまで、1つの公式を使い続けてみてください。

 

 


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