図のような、鉄心に巻かれたコイルに交流電流を流すと、鉄心内部に渦(うず)電流が発生します。(鉄心内部に発生する円を描くように流れる電流のこと。)
発生する様子を、コイルが 1巻きだけ巻かれた鉄心を使って説明します。
① コイルに交流電流Iを流すと、鉄心内部を磁束φ が貫きます。
② レンツの法則によりその磁束増加を妨げるようにコイルに逆向きの電流が流れます。(逆電流)
③ その逆向きの電流はコイルだけではなく鉄心内部にも流れ、その鉄心内部に流れる渦状の電流を渦電流と言います。
図入りの詳しい解説は、以下をご覧ください。
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